下村産婦人科
母乳育児と自然分娩 妊娠中の注意点
母乳育児
■自然分娩


■ソフロロジー式分娩について

■分娩のイメージトレーニングで得られるもの(つねにお腹の赤ちゃんをイメージしながら行いましょう)
1 母性の確立

テルブノスロゴス(注)により、意識をソフロリミナル状態へと持っていく

音楽でよりリラックスし、意識を無意識の間の扉を開く

イメージトレーニングにより母性を意識レベルへ引き上げる

( これらの3つを繰り返すことにより)
↓↓
母性の成熟
↓↓
母性の確立

2 分娩の類似体験

「人間の脳はソフロリミナルな意識段階で、現実の出来事と同じくらい鮮明に描いたイメージを、現実とを区別することができません。」
妊娠中イメージトレーニングを繰り返し行うことにより、分娩の類似体験が得られます。
分娩の類似体験をすることにより、特に初産のお母さんたちが分娩に対して抱いている不安や恐怖心を取り除くことができます。
また、実際の分娩時には分娩を1度経験したことがあるとしてリラックスして対処することができます。

3 「プラス思考」への変換

自分の物事に対する考え方を、すべて良い方良い方へと考える「プラス思考」へと変えることができるのも、ソフロリミナルな意識段階のときだけです。

痛いもの
陣痛  恐いもの
    嫌なもの
 ⇒ 赤ちゃんが生まれ出る為に必要なエネルギー

(注)テルブノスロゴス・・ソフロリミナルな意識段階に導く為の誘導の言葉
■イメージトレーニングのHOW TO
場所
基本的にはどこで行ってもOKです。
ベットでも畳の部屋でも、自分がもっとも安心できる場所がベストです。
部屋は明るすぎず、暗すぎず、暖かすぎず、寒過ぎないほうがよいでしょう。

イメージトレーニングを行う際の基本姿勢

  1. 頭を垂れ、背中を丸め、両肩の力を抜きます。両目は閉じ、(不安であれば半眼でもよい)両手をくるぶしの上に置き(手のひらは下向き)両足裏を合わせます。
  2. 息を吸いながら、頭で天を押し上げるような感じで、背骨を真っ直ぐにしていきます。息を止めたあと、息を吐きながら力を抜いて1の基本姿勢に戻り、そのままイメージトレーニングに入ります。
    ※1週間に2〜3回はこの基本姿勢でトレーニングを行ってください。
    ※身体を締めつける下着や時計などははずし、トイレは済ませてから行いましょう。

その他の姿勢
基本姿勢をとらない場合は決まった姿勢はありません。
自分がリラックスできれば、あおむきに寝ても、横向きでも、あるいはゆっくり椅子に腰を掛けた姿勢でもいいでしょう。クッションや座布団を当てたり、壁や椅子の背にもたれかかってもOKです。
イメージしている最中はできれば同じ姿勢をキープした方が効果が上がります。
そのまま寝てしまってもかまいませんから、一番楽な姿勢を見つけましょう。

呼吸
トレーニングの最初と最後およびイメージは別のものに移す際には、腹式呼吸を行いリラックスします。その他の場合は、特に呼吸を意識する必要はありません。
腹式呼吸は、お腹をふくらませながらゆっくりと息を吸い、次にお腹をへこませるようにしながらゆっくり息を吐いていく呼吸のやり方です。

練習を行う時間帯・回数
お風呂の後など、自分が一番リラックスできる時間に行ってください。
イメージトレーニングのテープを聞く回数が多いほど、イメージトレーニングの効果は上がります。できるだけ、毎日聞くようにしましょう。(妊娠中、最低でも40回程度はテープを聞きながらイメージトレーニングを行いましょう。)

◎ワンポイントアドバイス

  • 妊娠した時点から、すでに育児は始まっています。
    又、分娩はお母さんと赤ちゃんが行う、最初の共同作業です。
    イメージトレーニングではつねにお腹の赤ちゃんをイメージしながら行いましょう。
  • イメージトレーニングは、ソフロリミナルな意識段階で行うことが大切です。
    ソフロリミナル状態でトレーニングを行うと、効果が倍増します。
  • テルブノスロゴスは、ソフロリミナル状態へと意識を導くためのものです。
    言葉を覚える必要はありません。
  • ソフロロジー法の基本姿勢である「あぐら」は、分娩に重要なエネルギーを骨盤に集中するのに役立ちます。
    また分娩時、座産の形となりますので、胎児の下降が早くなり安産へとつながっていきます。

日によってはどのイメージもうまくいかない時があるでしょう。
そんな時は、呼吸のレッスンやエクササイズだけにしましょう。
「無理せず、リラックスしてできる範囲」が基本です。

■ソフロロジーは精神の安定・調和を得るための方法を学ぶための学問です。
ソフロロジー式分娩は、心の面では赤ちゃんを思うこと、心身の面では緊張とリラックスのメリハリを覚えること、「どうしたら精神的にリラックスできるか」というトレーニングの方法です。

呼吸法・エクササイズ・イメージトレーニングから成っています。
呼吸法は完全呼吸法ソフロロジー式呼吸法とがあります。
精神のリラックスをはかるには、腹式呼吸の完全呼吸法を使います。
完全呼吸法は、ゆっくりと吐き、お腹と胸をしぼませ、お腹をふくらませながら息を吸い、胸にももっと空気を入れます。できるだけゆっくり吐き1分間に5〜6回のペースで行います。
ソフロロジー式呼吸法は、へその下を押すようにゆっくり深く息を吐き出し、息が吐けなくなったらすばやく吸い、新たに吐く前に息を止め下腹部を圧迫するようにします。
陣痛が始まり強くなったらソフロロジー式呼吸法を行い、間欠時には全身リラックスさせます。

人間の脳はソフロリミナルな意識段階、すなわち眠りに入る間際の意識段階では、現実の出来事と現実と同じくらい鮮明に描いたイメージとを区別できないのだそうです。
イメージトレーニングで胎児とか、出産とか、赤ちゃん、親子の新しい生活など、これから現実をなる赤ちゃんと自分の情景をくり返し、イメージとしての脳裏に焼き付けると、脳がそれを現実と区別できずに、母性に関する遺伝子にスイッチが入り、母性が生まれてくるということになりそうです。
イメージトレーニングはくり返し行うことが大事なので、母親学級・ヨーガの最後に全員で行っています。

このページのTOPへ
母乳育児と自然分娩に戻る
 
info@shimomura-s.or.jp
Copyright(C) 2002 Shimomura Clinic All rights reserved.